鎌倉観光の定番スポットである長谷寺。
特に6月には、約2,500株もの紫陽花が咲き誇り、多くの観光客で賑わいます。
しかし、「どれくらいの時間があれば回れるのか」と疑問に思っている方も多いかもしれません。
この記事では、長谷寺の見どころごとの所要時間から、鎌倉駅からのアクセス時間まで、効率的な観光プランに役立つ情報をお届けします。
鎌倉長谷寺!紫陽花路は何分で回れる?
鎌倉長谷寺の見どころの一つである紫陽花路は、通常30分~1時間程度で一周することができます。
混雑が少ない場合や平日であれば、30分前後で十分に紫陽花を楽しみながら散策できるでしょう。
ただし、紫陽花の見頃である6月は非常に混雑し、入場規制がされるので注意が必要です。
入場までに平日でも1時間前後、土日祝日は最大で3~4時間待ちになることもあるというのですから、驚きですね。
混雑時は整理券の配布がされ、番号順に案内されますが、整理券を受け取った後は一旦お寺の外へ出て時間をつぶすことも可能です。
一方、紫陽花の見頃のピークである6月初旬~7月上旬を外したシーズン以外の時期であれば、比較的空いています。
春には桜、秋には紅葉も楽しめるため、季節ごとの異なる表情を楽しむのもおすすめですよ。
鎌倉の長谷寺!本堂や十一面観音像までは何分で回れる?
長谷寺の本堂(観音堂)と国宝の十一面観音像を参拝する所要時間は、一般的に20〜30分程度です。
十一面観音像は室町時代に足利尊氏が金箔を施したと伝わる巨像で、高さはなんと9.18mもあります。
日本最大級の木造十一面観音像で、間近で拝観できるのは圧巻です。
紫陽花シーズンや紅葉期は本堂周辺も混雑しますが、待ち時間が発生するほどではないので、ゆっくり楽しむことができるでしょう。
拝観料は、大人400円、小学生200円です。
鎌倉の長谷寺!混雑時には何分かかる?
鎌倉の長谷寺は、6月の紫陽花シーズンに年間最大の混雑を迎えます。
特に紫陽花路の待ち時間が長く、土日祝日のピーク時は最大3~4時間待ちになります。
平日でも、午後は2時間待ちになるケースも多いようです。
エリア自体を回る所要時間は、紫陽花路の散策に30~60分、本堂・十一面観音像に15~20分ほどが目安になります。
混雑時は人の流れも遅くなるので、時間は余裕をもって見積もっておくことがおすすめです。
少しでも混雑を避けたい方は、開門直後が一番狙い目でしょう。
しかし、土日祝の場合は、8時の開門の前でも既に行列ができているため、7時頃には到着しておきたいところです。
平日の場合は、9時頃までの到着であれば30分ほどの待ち時間で入れることが多いようですよ。
また、WEBで「拝観・あじさい鑑賞セット券」を事前購入することで、入場時間を予約しておくこともできます。
最新情報は、長谷寺の公式サイトでチェックしてみてくださいね。
鎌倉の長谷寺!鎌倉駅から何分かかる?
鎌倉駅から長谷寺へのアクセス時間は、交通手段によって異なります。
最も一般的な方法は江ノ電(江ノ島電鉄)を利用する方法でしょう。
鎌倉駅から長谷駅まで約5分、運賃は片道200円です。
長谷駅からは徒歩で約5分ほどで長谷寺に到着するため、合計で10~15分程度で長谷寺へいくことができます。
ただし、観光シーズンには江ノ電も混雑するため、紫陽花シーズン(6月)や紅葉期には最大30分の待ち時間が発生することもあります。
バスを利用する場合は、鎌倉駅東口6番乗り場から京急バス「長谷観音」行きに乗車します。
運賃は片道200円、所要時間は約10分ですが、混雑時は交通渋滞で時間がかかることがあります。
バス停から寺院までは徒歩で約5分ほどです。
鎌倉駅から長谷寺までは、徒歩で行くことも可能な距離です。
距離は約2km、所要時間20~30分ほどで到着できるでしょう。
おすすめのルートは鎌倉駅西口から御成通りを経て由比ヶ浜通りを直進するコースで、歩道が整備されています。
混雑するシーズンは、徒歩が一番確実で、時間もかからずに移動できるかもしれませんね。
なお、長谷寺には普通車30台分の有料駐車場もありますが、鎌倉駅周辺の混雑や台数制限もあるため、公共交通機関の利用が推奨されています。
鎌倉の長谷寺!全部を回るには何分かかる?
鎌倉長谷寺を全て回る場合、所要時間は1時間~1時間半ほどが目安です。
長谷寺は広大な境内を持ち、紫陽花路や本堂以外にも、観音ミュージアムや見晴台など様々な見どころがあるんです。
主な見どころと所要時間は下記の通りです。
観音ミュージアム:10~15分
寺宝や観音信仰の歴史資料が展示されています。
庭園・見晴台:20~30分
由比ヶ浜を見渡す絶景スポット。紅葉のシーズンは混雑するので、待ち時間が発生する場合もあります。
大黒堂:5~10分
鎌倉・江ノ島七福神の一柱として信仰される「出世開運授け大黒天」が祀られています。
写経体験:30分~2時間
十句観音経(30~60分)や般若心経(90~120分)の体験ができます。
特に見晴台は、由比ヶ浜の海岸線と鎌倉の街並みを一望でき、多くの観光客が写真撮影に夢中になるスポットです。
季節の花々も見どころの一つで、春の桜、初夏の紫陽花、秋の紅葉など、季節によって異なる景色を楽しむことができますよ。
加えて、お食事処やカフェもあるので、休憩時間も考慮しておくと良いでしょう。
より深くお寺の文化を体験したい方は、写経体験もおすすめです。
長谷寺を隅々まで存分に楽しみたいなら、2〜3時間の時間を確保すると理想的かもしれませんね。
まとめ
鎌倉長谷寺は通常は1~2時間程度で主要スポットを巡ることができますが、季節や時間帯によって大きく変わるため注意が必要です。
特に紫陽花シーズンは、入場までの待ち時間が数時間に及ぶこともあります。
それでも、色とりどりの紫陽花が咲き誇る景色は見ごたえ満点なので、事前予約なども活用しながら計画を立ててみてください。
また、長谷寺にはその他の見どころも沢山あるので、混雑する時期を避けてゆっくり回ってみると、また新しい体験ができるかもしれません。