湯島天神「梅まつり 2025」完全ガイド!300本の梅が彩る春の風景

春の訪れを告げる美しい梅の花。東京都心にありながら、その圧巻の景色を楽しめるのが「湯島天神の梅まつり」です。

湯島天満宮(湯島天神)は、学問の神様・菅原道真公を祀る神社として有名ですが、境内に咲く約300本の梅もまた、多くの人を惹きつけています。特に「文京梅まつり」の時期には、紅白の梅が咲き誇り、風情ある景色が広がります。

*湯島天満宮は「湯島天神」の通称で親しまれていますが、2000年に改称され、現在は「湯島天満宮」が正式名称です。

この記事では、2025年の梅まつりの日程や見どころ、イベント情報、さらには混雑を避けて楽しむコツまで、詳しくご紹介します。

湯島天神「梅まつり 2025」の基本情報

開催期間:2025年2月8日(土)~3月8日(土)

会場:湯島天満宮(湯島天神)境内

入場料:無料

ライトアップ:日没~20:00(予定)

湯島天神「梅まつり」の見どころ

①境内を彩る約300本の梅の花

湯島天神の梅は、その8割が白梅。中でも樹齢70年以上の「白加賀」は見応え抜群です。

特におすすめなのが、参道から境内へ続く「白梅のトンネル」。この時期だけの特別な風景を楽しめます。さらに、夜のライトアップでは、昼間とはまた違った幻想的な景色が広がります。

代表的な品種

• 白加賀(しらかが):湯島天神で最も多い品種。清楚な白い花が特徴。

• 月影(つきかげ):淡い緑色を帯びた花が可愛らしい。

• 想いのまま(思いのまま):1本の木に紅白の花が咲く珍しい品種。

• 寒紅梅(かんこうばい):濃い紅色が特徴で、八重咲きが多い。

• 豊後(ぶんご):淡い紅色の花を咲かせる。実が大きく食用にもなる。

開花時期の目安

• 早咲き:1月下旬~2月中旬

• 見頃:2月中旬~3月上旬

• 遅咲き:3月中旬

▶︎おすすめの時間帯

朝早く(9時~10時頃)なら人も少なく、ゆったりと観梅できます。昼過ぎから夕方にかけては混雑が予想されるため、余裕を持って訪れるのが◎。

②梅まつりならではのイベント

期間中は、さまざまな催しが行われます。特に注目したいのが、湯島天神ならではの「白梅太鼓」と「野点(のだて)」です。

・湯島白梅太鼓

力強い太鼓の音が境内に響き渡り、祭り気分を盛り上げます。

・野点(のだて)

梅を愛でながら抹茶と和菓子を楽しめる茶会。風流なひとときを過ごせます。

その他の催し

• 神輿渡御(みこしとぎょ)

• 物産展(地元特産品の販売)

• 和楽器の演奏やダンスステージ

• カラオケ大会 など

家族連れでも楽しめるイベントが充実しているのも嬉しいポイントですね!

湯島天神「梅まつり」梅との関係/由来

湯島天満宮は、学問の神様として知られる菅原道真公を祀る神社です。1355年の創建以来、多くの受験生や学問を志す人々の信仰を集めてきました。

「湯島天神」の通称で親しまれていますが、2000年に改称され、現在は「湯島天満宮」が正式名称です。

湯島天神に梅が欠かせない理由の一つが、祭神・菅原道真公の存在です。道真公は大の梅好きとして知られ、太宰府へ左遷される際には、次の和歌を詠んでいます。

『東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ』

(春風が吹いたら、香りを送っておくれ、梅の花よ。私がいなくなっても、春を忘れずに咲いていてほしい。)

愛する梅への深い愛着と、自分がいなくなった後も変わらず咲き続けてほしいという願いが込められたこの歌は、1000年以上もの間、人々の心に残り続けています。

この歌にちなんで、多くの天満宮では梅が植えられています。

道真公の思いを心にはせながら見る梅たちは、何とも感慨深いものです。

湯島天神「梅まつり」アクセス情報

電車でのアクセス

• 東京メトロ千代田線「湯島駅」1番出口より徒歩3分

• 東京メトロ銀座線「上野広小路駅」より徒歩5分

• JR「御徒町駅」より徒歩8分

• JR「御茶ノ水駅」より徒歩15分

車でのアクセス

• 首都高速 環状線「神田橋」より約2.0km

• 首都高速 上野線「上野」より約1.4km

※駐車場は少ないため、公共交通機関の利用がおすすめです。

湯島天神「梅まつり」まとめ|都心で楽しむ梅の絶景!

湯島天神の梅まつりは、都心にいながら本格的な梅の名所を楽しめる貴重なスポットです。

• 約300本の梅が境内を彩る

• 伝統的な太鼓や野点などのイベントも充実

• 夜にはライトアップで幻想的な雰囲気に

混雑を避けるなら、朝の時間帯や平日がおすすめ!

春の訪れを感じに、梅の香り漂う湯島天神へぜひ足を運んでみてください。

⭐️ワンポイントアドバイス

もし、ゆっくりと梅を楽しみたいなら、境内近くのカフェや甘味処を巡るのも◎。温かいお茶と和菓子を片手に、梅の余韻に浸るのも素敵な過ごし方ですね。

近日中に湯島天満宮近くのカフェなどの紹介記事も書かせていただきますね。

湯島天神(湯島天満宮) 周辺ランチ6選+特別な日のディナー2選!参拝後の絶品グルメ! – 神社ラボ⛩どっとネット

最後までお読みいただきありがとうございました。

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