【酉の市】2024年開催日はいつ?どこがおすすめ?酉の市って?熊手や御朱印についても徹底解説‼

皆様は【酉の市】をご存知でしょうか?

この記事では【酉の市2024年】はいつ開催されるのか?
そもそも酉の市とは何?どこで開かれるの?熊手や御朱印についてなど
酉の市を知らない方々にもわかりやすく、説明させていただきます。

東京生まれ東京育ちの私にとっては、最も身近なお祭りでしたので、誰もが知る日本を代表する毎年恒例の行事なんだと思いこんでいました
ですが、『酉の市』を知らない方々がたくさんいらっしゃるらしい⁈と言う事を最近知りました。

この記事を最後までお読みいただき、一人でも多くの方々に、2024年からは『酉の市』を、存分に楽しんで頂けるようになりましたら、幸いに思います。

『酉の市』2024年の開催日はいつ?

今年”2024年”『酉の市』の開催日は、以下の3日間です。

11月5日(火)・17日(日)・29日(金)

*開催時間は寺社によって異なりますのでホームページなどでご確認をお願いします。
また、前夜祭が行われる神社もあるようですので、こちらも併せて確認の上、是非足を運んでみて下さいね。

『酉の市』は11月の酉の日、全ての日に開催されます。
酉の日とは、暦の上で12日ごとに巡って来ます(干支と同じ順番)
今年11月の酉の日は、5日(火)を皮切りに、17日(日)29日(金)の3回になります。

1回目を一の酉、2回目を二の酉、3回目を三の酉と呼びます。

「三の酉まである年は火事が多い!」との言い伝えがあります。

こちらについては諸説あるようですが

寒くなって火を使う機会が増える季節である為、火の用心を一層強く呼びかける、一つの口実として言い伝えられた。と言う説が一般的

ですが

その昔、酉の市が盛んな浅草の寺社の近くに、吉原遊郭があり、酉の市にかこつけて家を空け、遊郭へ足を運ぼうとする旦那衆に、女房達がそお言った

なんて言う説もあるようです。

今年は三の酉まである年になりますので、いつにも増して、火の用心を心掛けてすごしましょうね。

おさらい

【今年2024年『酉の市』の開催日】

・一の酉→11月5日(火)

・二の酉→11月17日(日)

・三の酉→11月29日(金)

です

そもそも『酉の市』とは何なの?

酉の市とは
主に、鳥にゆかりのある神社やお寺で、毎年11月の酉の日に、恒例行事として行われているお祭りのことです。

『家内安全』『商売繫盛』『開運招福』などを願い、午前零時に打ち鳴らされる一番太鼓を合図に始まり、終日行われます(現在の開催時刻は寺社によって異なります)

「大酉祭」や「お酉様」とも呼ばれ、関東近郊を中心に親しまれています。

元々は『酉の祭(とりのまち)』と呼ばれていましたが、次第に市が立ち(露店などが立ち並ぶようになり)江戸時代あたりから、現在のような『酉の市』となり、益々賑わいを見せて行ったようです。

当時市では、農具や農作物が売られていましたが、いつしか福を掻き込むとして、縁起物の熊手(搔っ込めとも言われている)が売られるようになり、1年の無事と福を願い、毎年少しずつ大きな熊手を購入すると言う事が、風習となったようです。

熊手を担ぐ姿を描いた浮世絵も、多数残されています。

起源発祥については諸説あるようですが、それについてはまた別の記事にて紹介させていただきますね。

*関東を中心に行われている酉の市ですが、関西地方でも1月の十日戎、兵庫の西宮神社をはじめ、ゆかりのある大社の縁日として、毎年、大変な賑わいをみせているそおです。
また、大阪・愛知・石川などでも酉の日に酉の市を開催する神社もあるそおです。

 

『酉の市』2024年、オススメの場所

『酉の市』は前にも書きました通り、関東近郊各地の鳥にゆかりのある神社やお寺で開催されています。

その中でも特に有名なのはこの3箇所です。
酉の市2024年はぜひこちらがお

台東区浅草の『長國寺』と『鷲神社』
新宿区の『花園神社』
府中市の『大國魂神社』

全て東京の神社で、【関東三大酉の市】と呼ばれています。

ここでは、
この3箇所それぞれの、場所、アクセス、開催時間、特徴、御朱印の有無、などをご紹介します。

①長國寺と鷲神社(おおとり神社)
(長國寺)〒111-0031 東京都台東区千束3-19-6
TEL.03-3872-1667
(鷲神社)〒111-0031東京都台東区千束3丁目18-7
TEL:03‐3876‐0010(酉の市専用インフォメーションダイヤル)
*限定御朱印あり

【アクセス】
☆入谷駅北口3番出口より徒歩約7分
☆つくばエクスプレス浅草駅より徒歩約8分
☆三ノ輪駅から徒歩約12分

【時間】
各日ともに、午前零時~午後24時まで

【特徴】
長國寺は、酉の寺とも呼ばれ『酉の市』起源発祥の地とされており、隣り合わせの鷲神社と合同で開催されます。
『浅草酉の市』と呼ばれ、日本最大の酉の市としても有名で、毎年大変な賑わいを見せています。

三ノ輪駅からつくばエクスプレス浅草駅へ続く国際通りには、それはもう数え切れないほど沢山の屋台が立ち並び、大変な賑わい様です。
最寄り駅は入谷駅となっていますが、三ノ輪駅もしくは浅草方面からのアクセスも楽しそうですね。

②花園神社(東京都新宿区)
160-0022 東京都新宿区新宿5-17-3
TEL:03-3209-5265FAX:03-3209-5645
*限定御朱印あり

【アクセス】
☆新宿三丁目駅E2出口より徒歩0分
☆新宿駅東口より徒歩7分

【時間】
前夜祭 夕方頃〜24時頃迄
本祭  昼頃〜24時頃迄

【特徴】
花園神社の酉の市は、三日間ともに前日の夕方ごろから前夜祭が行われます。

また,花園神社の酉の市といえば今は日本に一つしかない、見世物小屋一座を見る事ができます。
昔のようなディープで怖い物は無いようですが、そこはやはり「見世物小屋」と言う事で、見た方の感想には賛否両論あるようです。

そしてやはり新宿と言う場所がらから、ホストさんや芸能人なども多く訪れるようで、煌びやかに賑わっているイメージです。

③大國魂神社(東京都府中市)
183-0023 東京都府中市宮町3-1
TEL042‐362‐2130FAX042-335-2621
*限定御朱印なし(通常御朱印あり)

【アクセス】
☆府中駅南口又は府中本町駅から徒歩5分

【時間】
☆開門時間 6:30〜22:00
☆熊手市,露店開店時間 9:00〜22:00(各店により異なる)

※時間については昨年2023年の物を参考にしております。情報変わり次第更新致しますが、足を運ばれる前にホームページなどでご確認の上よろしくお願い致します。

【特徴】
府中駅から続く全長約500mに及ぶ参道には約150本のケヤキが植えられ、「馬場大門のケヤキ並木」として国の天然記念物に指定されています。

このケヤキは平安時代に起源を持つと言われ、幹周5mを超える神社入り口の巨木をはじめ、その貫禄と風格あるたたずまいは圧巻です。

大國魂神社で開かれる酉の市では、150店におよぶ屋台と出店が境内に入る大鳥居付近から突き当たりにある拝殿近くにまで、一直線に屋台や出店が並びます。

広々とした境内で混雑をさほど気にすることなく、のびのびと酉の市を楽しむことができるでしょう。

三箇所それぞれ違った個性を持つ『三大酉の市』
今年2024年は丁度三の酉までありますので、3箇所全部を巡ってみる!なんて言うのもいいかもしれませんね。

酉の市2024『熊手』を知ればもっと楽しくなる!

大きな「熊手」と活気ある手締めの様子を、ニュースなどで目にしたことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

こちらでは,酉の市ではなぜ熊手が売られるようになったのか?熊手の種類や買い方などをわかりやすくご説明いたします。

酉の市の熊手を知れば、酉の市がさらに楽しくなる事間違いなしです。

【熊手が売られるようになった由来】

①戦場に赴く武将が神仏に戦勝祈願のために奉納した軍扇が、勝って戻ると熊手のように反り返った骨だけになっていたこと、この故事にあやかって「開運を招く」熊手守りになったとされます。

②酉の市の始まりは江戸近在の花又村の収穫祭と言われ、その日は鎮守である鷲大明神に市がたち、農具や農産物を売る露店が立ちました。その中に、大きな唐の芋「頭の芋」、粟で作った黄金色の「黄金餅」とともに、落ち葉などを「掃き込む、かき込む熊手」がありました。実用的な熊手から江戸っ子が好む洒落がきいた縁起熊手へと変化していったと伝えられます。

この2つの説が有名ではありますが,他にも諸説あるようです

運を開いて福をかっ込む」お守りとして、今も酉の市では、熊手が売られています。

江戸時代の浮世絵にも、大きな熊手を担いで歩く姿を描かれた物があります。

[熊手の種類]

まずは、各寺社より授与される、『かっこめ熊手』などと呼ばれるお守りがあります。

こちらは各寺社の社務所などにて授かれます。(1000円程度からあり)

それとは別に熊手商の露店で売られる、金銀財宝を満載した縁起熊手があります。

こちらは、片手にすっぽり収まるような小さな豆熊手から、どこに飾るの?と思うような大きなものまで、たくさんの種類の熊手が売られています。(500円程度からありますが1万円〜5万円程度が相場のようです)

大きなものでは、数十万円するような物もあります

お店によってもそれぞれ個性があり、見て廻るだけでも楽しめます。

購入の際には、まずは小さいものから年々大きくして行くのが良いとされています。

[熊手商からの買い方]

どの熊手商さんから熊手を買うかが決まったら、酉の市名物、買った!まけた!の熊手商さんとのやり取りを楽しみましょう。

まずはご自身の予算より低い額を提示します。すると思った物より小さな物を提示されるでしょうそこからが商談の始まりです。フリマや骨董市のように駆け引きを楽しみましょう。

値切った分をご祝儀として置いてくるのが粋なしきたりだそおです。

商談が成立すると、家内安全、商売繁盛を願い、大勢で威勢の良い手締めをしてくれます

誇らしい気持ちで、来年の酉の市までの1年間、より大きな福をかき込んでくれるように願って、熊手を正面に向け高くかかげて歩きましょう。

また、毎年のご贔屓さんとして馴染みになった店では、入山(お客の名前を江戸文字で書き上げた札)を差してもらえます。

翌年は、感謝と共に熊手を返納し、少し大きな新しい熊手を、また購入しましょう。

【酉の市2024】 まとめ

さてさて

いかがでしたでしょうか?

私はもお今すぐにでも、酉の市へ行きたくなってしまいました。

子どもの頃の我が家には、神社から授与される小さな熊手を毎年いただいて、飾られていたことを思い出しました。

なので実は、大熊手を購入した事も、手締めをしてもらった事もないのです。

今年、2024年の酉の市では、小さな熊手を熊手商さんから買う!
ここからはじめてみようと思います。

そして毎年毎年大きくしていけるような人間になる!と心に決めました。

皆様にも是非、2024年からの酉の市を、思う存分楽しんでいただけましたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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